2022年、心に残ったライブ(s)。

あけましておめでとうございます。

2023年スタートです。

 

年が明けてしまいましたが、2022年はライブに(個人的に)たくさんライブに行けました。その雑感を今更ながらつづりたいと思います。

数的に多く行けたのもありますが、初めて行けたライブも多くあるので嬉しかったですね。日付の順番に見ていきます。早速ですが、まず一つ目。

 

2022年8月8日 八十八ヶ所巡礼 「八×八祭」 @新宿ロフト

高校生の頃から行きたいと思っていた八八のライブについに行けました。チケ発の日は試験を受けていたので自己名義では取れませんでしたが、その後1か月くらい粘ってtwitterでチケットを探していたところ発見。快く譲っていただきまして、本当にありがとうございました。

八八ビギナーかつロフトビギナーでもあったので、本当に緊張していました。開場前に新宿をうろうろしながらホストと女の子が歩いている様子を見て、社会勉強だななんて思ったり。

開場後は憧れのロフトの床にテンションが上がりながら、周りの貴様らのみなさまを観察していました。年齢層や性別、雰囲気の多様性に驚いた記憶があります。整番も初ライブながら二桁真ん中くらいでしたので、前から3列目とかでした。緊張が止まらない。

開演後、vocal&bassのマガレさんがおひとりで入ってこられて、「脳ハ寝テナイ」マガレさんソロバージョンがスタート。「えっ、八八のライブってそういう始まり方なの…?」と大変驚きました。後々気づくんですが、この日の始まり方はイレギュラーだったんですね。その後「極楽いづこ」が続き、ゆらゆらとした心地の良い時間に浸りました。

初めてのライブだったので、曲は正直わからないものが多かったです。恥ずかしながらその時八八のアルバムは「幻魔大祭」しか持っていなかったと思うので。ですが、そんなことは関係なく八八の曲と演奏の虜になりました。自身の見ていた位置が、先生の前辺りだったのですが、とてもエモーショナルかつ攻撃的なギターを浴びました。「JOVE JOVE」のイントロは本当にテンションが上がります。

あと、初めて「日本」を聴いたときのその衝撃は言い表せないほどでした。ライブであんなにロックな君が代を聴くだなんて思ってもいなかったので。今では一番大好きな曲です。アンコールの「女々しい女」のケンゾーさんのハイハット乱れ打ちもめちゃくちゃしびれました。左打ちは大変そうでしたが…。

そんなこんなで、ほとんど知らない曲ばかりだったのですがあっという間の2時間弱でした。終わった瞬間、「絶対次も行こう、というか8月18日のチケットあるかな?」という気持ちになりました。

2022年は八八のライブ通じていろんな方と知り合うことが出来たり、初めてワンマンライブの遠征を経験したり、劇的な変化があったなあと思います。今年も行きたい!泣

 

それでは二つ目。

2022年9月9日 「BAND OF FOUR -四節棍-」 @ぴあアリーナMM

(BRAHMANELLEGARDENマキシマムザホルモン10-FEET)

これもまたすごいライブでした。久しぶり(4年ぶり?)に1万人規模の会場でライブを見たのも圧巻でした。そして、初めてエルレのライブを見た個人的超伝説の日でもあります。

実はこのライブの一週間前まで私はコロナで療養していました。それがあって本当に行くか迷っていたんです。賛否両論があるとは思うのですが、しっかり療養期間も経ていたし、こんなエルレをはじめとしたヘッドライナー級のバンド勢ぞろいのライブ2度とないだろうと思い、私は行きました。

エルレを知ったのは、活動休止してからもう8年くらいたったころでした。ネット上では「もう復活しない伝説のバンド」的な扱いになっていたので、私も「エルレのライブは一生かかっても見れないんだろう」と思っていました。そして2018年5月、まさかの復活。ワンオクとのツアーは本当に行きたかったのですが、まず当たりませんでした…笑。大学受験という一大イベントも控えていたので、その時は大人しく家で喜んでいました。

そしてリユニオンツアーも外れ、これは本気で一生かかっても見れないのでは…と思ったところ四節棍のお知らせ。ダメで元々応募したら当たりました。就活を頑張ったご褒美だなと今でも思います。本当にありがとうございます。

当日、本当にどきどきしながら行きました。エルレガーデンが存在すること、もうすぐそれを目で耳で体で感じられること。ただ、やっぱりご時世的なことが頭をかすめて、最寄り駅降りたところで「帰ろうかな」と思ったり。始まる直前まで本気で悩んで一旦会場から抜けるのを試みました。(でもあれ一回入ると、開演するまで抜けられないんですね。)

そんなこんなでトップバッターの10-FEET。最初がテンフィで良かったです、もやもやが一気に吹き飛びました。テンフィ見たのも実は初めてで、「その向こうへ」ぐらいしか曲を知らなかったのですが、ひたすら腕を上げて楽しかったです。

ブラフマンは、MCなしで40分続けての演奏に鳥肌が止まりませんでした。民族っぽい雰囲気や映像がとてもおしゃれ。「賽の河原」からの「see off」の流れはかっこよすぎて叫びそうになりました。

ホルモン、サマソニ以来でしたが安定の激しさと楽しさ。SEから「これこれ~!」って感じでテンションぶち上げでした。Slipknotからクレイジーマンと言われるくらいですから、狂喜乱舞という感じの演出でした。ヘドバンも楽しかったですね。

そしてついにエルレスマホの中でしか聴いたことがなかったSE、そして「Supernova」。正直衝撃が大きすぎて、記憶に残っていないのが惜しいです。エルレがそこにいるという事実が信じられなかったです。そして「Autumn Song」の生形さんのギターソロは、まさに音が生きているという感じでした。私がエルレにハマったきっかけが「I hate it」の生形さんのギターソロだったのですが、その感動がよみがえりました。「Make a wish」からの「Salamander」は、細美さんと生形さんのハモリが綺麗で輝いていましたね。

四節棍は私にとって一生忘れられないライブの一つになることは間違いないです。死ぬときの走馬灯に流れてくると思います。ただ、やっぱり記憶がほとんどないので円盤にしてくださると非常に嬉しいです。

 

最後に。

2022年12月7日・8日  [Alexandros] 

「But wait. Arena?2022」 @国立代々木競技場第一体育館

こちらも忘れらないライブです。2022年一番聴いていたドロスのライブに、やっと12月行けました。ドロスは就活のときの心の支えになっていましたので、いろいろ今年を振り返りながらライブに浸りました。

3つのライブに共通することって、絶対開演前までワクワクというよりも緊張していたことなんですよね。そして「本当に存在するの?」「自分場違いすぎるからやっぱり帰ろうかな」と思いながら待っている。始まった瞬間そんな悩みは吹き飛ぶのですが。

「Aleatoric」「Adventure」と始まっていくなかでまだやっぱり実感がわかなくて。ですがセンターステージで「city」と「Kick&Spin」が続けて演奏されて、白井さんが目の前でギターを弾いている姿を見たとき、本当にいるんだと驚き感動しました。エモーショナルなギタリストって本当にカッコよくて胸に響きます。無機質にギターを弾かれるのかな、と思っていたので表情豊かに弾いていたところも印象深かったです。

あと、2日連続でライブに参戦することが初めてだったので、それもまたいい思い出でした。1日目と2日目だと、セトリや演出といった形式的なことも違いましたが、何よりお客さんの雰囲気が全く違いました。1日目はまだ声出しに慣れていないけれど、久々に声を出せるという環境に心から感動していたなと思うし、2日目は声出しに慣れてコロナ前のような熱気をまた感じられたということが良かったです。

vocalの洋平さんの声が本当に綺麗で力強かった。大きな会場いっぱいに響くあの声忘れられないです。オーラスのアンコール「Starrrrrrr」はまさかやると思っていなかったので、驚きと嬉しさでいっぱいでした。そして一番最後に「Untitled」を持ってくるというのも感動しました。それまでの演出とは打って変わってシンプルな照明でステージ上の4人だけが照らされていて素敵でしたね。

ドロスのライブもまた行きたいですね。カッコよさで言えばダントツのバンドだなと思いました。対バンツアーの相手もとても気になります。

 

この3つが2022年心に残っているライブですが、これ以外にも感動したライブ、楽しかったライブは多くあります。サマソニで見たKing Gnu、Rina Sawayama、活動再開後のナッシングス、初めての声出しライブ参戦サスフォーなどなど…。

でもやっぱり始まる前までに異常なほど緊張していたのはこの3つだと思います笑

 

2023年も多くのライブに行けますように。今年はワンオクに行きたい。