Alexandrosのギターがかっこいいという話。

こんにちは。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、就職活動中に出会ったバンドAlexandrosについて、語ります。

なぜ今ハマったのか、何がかっこいいのか、徒然なるままに語ります。

後半はギターの白井さんの話に全振りしています。

誰しも知っている有名なバンドの一つであるとは思いますが、改めてそのかっこよさについて書き連ねたいと思います。

 

○パーソナルデータ

私の好きなもの

中学生:SPYAIR,ONE OK ROCK, MAN WITH A MISSION,SiM,Slipknot,kornなどラウドロック・ニューメタル

高校生:Nothing's carved in stone,NiN,kasabian,Royalbloodなどオルタナ

現在:上記に加えてSuspended 4th,newspeak,八十八ヶ所巡礼など

 

今日はArexandrosの話をひたすらするので、あくまでこんなのが好きなやつがハマったんだなふーん程度で。

 

○出会い

Alexandrosと出会ったのは実は中学生の頃で、「Famous day」の曲を聴いたのがきっかけです。

その時はなんかかっこいい曲無いかなと思って、MVが暗い曲を探していたところyoutubeで見つけました。部活の後輩にAlexandrosのファンがいたので、その影響もあり…。

 

何といっても、ドラムの細かい音粒が印象に残りました。あとはボーカルの声が聴きやすくてかっこいいというのも。歌詞も好きでした。毎日登下校の帰りに聴いていましあ。

 

でもラウドロック、メタル大好きな厨房の私にとっては、おしゃれバンドという認識が拭えず、このバンドを聴き込もうとまでは思いませんでした。中々失礼ですし、この認識がだいぶ間違っていたことに後々気づかされるのですが。

 

それでも毎日聴いていたので、なんだかんだハマるフラグは立っているのかなと今になって思います。

 

 

○再会

そんなこんなで8年後。

8年間「famous day」と「ワタリドリ」だけを聴いていたやつもなかなかいないと思います。

 

突然ですが、私はNothing's carved in stoneというバンドが大好きです。今まで生きている中で一番聴いて、ライブに行った回数も一番多い。しかし、ナッシングスは2022年4月20日のLINE CUBE渋谷でのライブをもって一旦活動休止となりました。

 

決してネガティブな意味ではない活動休止であることは理解していたし、パワーアップして帰ってくるナッシングスを(当時も今も)信じているので、心の準備はしていたつもりでしたが、やはり衝撃は大きかったです。また、個人的な事情となるのですが、ちょうど就職活動が本格化するぞってときだったので、かなりメンタルに来ました。

 

2~3か月ナッシングスのライブ映像とか雑誌とか見漁るものの、やっぱり活動している姿が見られないのは寂しいという感情しか湧かなかったです。大学受験を「Shimmer Song」で乗り越え、公務員試験勉強を「walk」で乗り越えた身分なので、ナッシングスは私の生きる上でのモチベーションそのものでした。

 

そんなナッシングスロスの最中でyoutubeを這いずり回っていたところ、他のバンドのチャンネルがおすすめに上がってきました。HEY-SMITH猪狩さんのチャンネルです。まだAlexandrosではない。前からジャンケンジョニーとかSiMのMahさんとかとの対談を見ていたので上がってきたのでしょう…。

 

そこで猪狩さんとサトヤスさんとの対談が上がっていたので何となく見ました。本当に何となく。サトヤスさん勇退の話題は存じ上げていたので、今何されているのか単純に気になったところがありました。

 

病気の経過や現在など、様々聞けたことでまずサトヤスさんに興味を持ちました。ジストニア発症から勇退までのご本人の心境などは、身に迫るものがありました。そして、それをきっかけに、サトヤスさんのドラムを見たいと思いました。「famous day」にハマったのもドラムがきっかけでしたし。

 

そのあとサトヤスさん時代のAlxandrosの動画やサトヤスさんオンリーのドラム動画を見て、改めて衝撃を受けました。細かい音の粒が聴こえることは言うまでもないのですが、いろんなジャンルの要素が隠れていたのか、と気づかされました。中学生の頃とはまた違った聴こえ方でしたね。そこで、「あ、Alexandrosかっこいいかもしれない」と思いました。サトヤスさん大感謝です。

 

2,3日Alexandrosの動画を回り、「waitress,waitress」,「for freedom」,「kick&spin」と出会い、色んなAlexandrosの表情をそこで初めて知りました。あとは『ALXD』をド頭からケツまでしっかり聴いて、今まで飛ばして聴いていたことを悔やみました。なんてもったいないことをしていたんだろう。

 

 

白井眞輝さんとの出会い

そして同時期にハマったのが、Alexandrosのギター白井さんがやっているyoutubeチャンネルです。おすすめに出てきて最初は全く興味がなかったのですが、「バンドマンがバナナケーキを作る」という衝撃的なタイトルに惹かれて見ました。

 

単純に料理動画が好きだったし、時間も短かったので最後までしっかり見てしまったんです。そしてほかのお菓子作り動画を巡回しました。もうこの時点で白井さんにハマってるんですが。

 

そして、お菓子作り動画のいい感じのテンポにこの人面白いな、と思いほかの動画も見てみようと思ったんですが、その時見たのがES-345,ES-335の紹介動画でした。

 

元々生形真一さんが大好きだったので、同じシリーズを使っている人、というところでとても気になったんです。ES-345の紹介動画ではちらっと生形さん(ES-355を使用している人の中で)、というお言葉も出てきて少し嬉しかったのも覚えています。

 

そのあとエクスプローラーとか、フライングV、グレッチの紹介動画も見ました。フライングVとかエクスプローラーのメタルなサウンドが凄いマッチする方という印象がそこで、この方のギターが好きかもしれないと思いました。

 

普通にお菓子作り動画がシュールで好きなのもあったんですけどもね。個人的に好きな動画は、恵方巻を食べる動画と英語学習についての動画です。

 

 

白井眞輝さんがかっこいいと思ったきっかけ

白井さんのyoutube動画を巡回する中で、やっぱりライブも見てみたいなと思い、探してみました。そしてZOZOマリンのライブ動画を公式が上げてらっしゃったので、これは!!と思い見てみました。

 

素晴らしい熱量だな、といったのがまず第一印象でした。私の勝手なイメージとして、バンドのライブって無機質に自分たちのやりたいことをやるライブか、バンドの元気さで観客も巻き込むライブのどちらかに全振りするものだと思っていたのですが、Alexandrosはどちらもあることに驚きました。どちらかに全振りしているバンドももちろん大好きです。私の好きなナッシングスは前者に全振りしているバンドの代表格だと思うし、ワンオクとかは後者に全振りしているバンドだと思います。Alexandrosは本当にどちらの性格もあるな、と直感的に思いました。これはハマります。自分らの熱量爆発させるシーンもあれば、「ワタリドリ」みたいに観客と一体となるシーンもある。そして、どちらも全く中途半端ではないんですよ。それにも驚きました。

 

そして何よりも驚いたのが、白井さんのメタルなサウンドが本当にメタルだということ。「Cat2」の間奏にびっくりしました。ギターが凶悪です。さすがメタリカ仕込みのギターですね。音の重さが、痒い所に手が届く感じです。

 

あまりほかのバンドと比べるのも好きではないですが、「重い曲です」と紹介されていざ聴いてみると「いや、そうでもなくない…?」みたいなことがよくありました。私の中での重い曲の基準がSlipknotツインギターなので、普通に単独でそれは難しいし、方向性も違うというのもあると思うのですが。でも白井さんの重いギターは、本当に重いギターだと個人的に感じました。

 

よくよく考えてみたら「Girl A」のギターとかもなかなか凶悪ですよね。

 

白井さんのギターにここで一気に虜になりました。メタル好きの厨房心をくすぐられたというわけです。

 

 

白井眞輝さん×生形真一さんの対談

私の大好きなギタリストと対談していたのを思い出して、後からGiGS買いました。買って大正解でした。

 

お二人ともギブソンのESシリーズとマーシャルの使用者という共通点があったことにとてもテンションがあがりました。正直機材の話はわかりませんでしたが、お二人のルーツなど知ることができて良かったなと思いました。レッチリは私も好きです。

 

対談の中での、「マーシャルアンプは、ギターの音を正直に出すから初心者の粗が目立つ」、「音を聴いて納得いかないのは自身の技術が足りていないから」というお二人の言葉が印象的でした。マーシャルの素直な音に私も惹かれたのかなと思いまし、お二人の音楽に対するストイックな姿勢も垣間見えたとこです。あと白井さんが1台かと思ったら、3台アンプが積まれていて驚いた話には笑いました。

 

ファッションとかギターのプレイスタイルはかなり異なるお二人だと思うのですが、根底に通じるスピリットは熱いな、と思いました。これは宝物ですね。

 

 

○Alexandrosニューアルバムがかっこいい

そんなこんなでAlexandrosにハマっていったわけですが、現在アルバムが絶賛発売中ですよね。そのPR活動もあり、滑り落ちるようにハマったと思います。

 

 

 

「But wait.Cats?」とても好きです。

何が好きかって、Alexandrosの良さと今の流行りが綺麗に融合しているところだと思います。ハマって2週間くらいしか経っていない私が言うのもアレですが。

 

インストのオープニングやエンディングがあるアルバムが大好きなので、今回そこがまず良かったです。一つの作品という感じがますます高まるなと思います。

 

「どーでもいいから」「we are still kids & stray cats」みたいなローが強めの曲が入っていたのもいいですね。ビリーアイリッシュ、the 1975みたいな要素感じました。the 1975要素は以前からあったかもしれませんが。ビリーアイリッシュも好きなので嬉しかったです。単純に聞き心地が良いなと思います。

 

「閃光」「Rock the world」「Baby’s alright」などのタイアップ曲もかっこいいですよね。どれもリフが印象的です。「Baby’s alright」はドラムがかっこいい。ボーカルとドラムオンリーになるところが本当に好きです。

 

「クラッシュ」もいいですね。これも色んなバンドの要素を感じました。マイナーに見せかけて実はメジャーだよ、みたいな。でも音はゴリゴリ。jimmy Eat world?AA=?とりあえずいろいろなバンドが頭を駆け巡りました。

 

いろいろ述べましたが、とりあえずハマってます。

12月の代々木が楽しみですね。

 

○まとめ

Alexandrosはかっこいいバンドです。なにがかっこいいかって、色んなバンドを凝縮しつつも、らしさがあるところだと思います。

またメタルサウンドが良い。そしてそれは白井さんのギターの存在が大きいです。

ライブの熱量も、まだ動画越しでしか体感していないけれど、他のバンドとは一線を画したものがあります。

ライブに行って生で見たいと心から思いましたし、すでに申し込みました…。ありがたいことに当選したので、12月代々木心待ちにしています。

 

 

まとめがまとまっていない気もしますが、本日はここまでにします。

Alexandrosがこれからもバンド活動を継続してくださることを願って。